手描きジャワ更紗九寸名古屋帯
レイシア(レイシア)
インドネシアで制作されたジャワ更紗の染め帯です。
このジャワ更紗は、九寸名古屋帯として制作されているますが、制作のすべては..、素材となる生地制作から、図案構成、染色と制作に関わるすべてをインドネシアの伝統的な職人の手仕事で賄われています。
更紗模様のすべては、伝統的ジャワ更紗制作で使われるチャンチンを使った細密なろうけつ染めで染め描かれています。
ろうけつ染めが、細密であればある程、そして、繊細であればある程、染め描かれる更紗模様は、綺麗に眼に映ります。
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素材は、インドネシアの絹糸を使い、手織で制作された絹織物..この紬生地の素材感とこの細密な更紗模様、そして、彩色感覚..、これらの条件が重なることで、細密さが、あえて、細密と感じられる以前に、更紗模様の綺麗さが伝わってくるんだと思います。
また、この更紗には、九寸名古屋帯地として制作されているにも関わらず、日本的な空気がありません。
京都の染め職人や、江戸更紗の職人が、ジャワで染められた更紗模様を、写した更紗とはまるで違う感じを伝えてくれます。エキゾチックな雰囲気があって、異国の更紗として、とても自然な感じが伝わってきます。
このエキゾチック感覚が、このジャワ更紗染め帯の魅力なのです。
さて、こちらに掲載をさせて頂きました作品は、よく似た花と葉っぱが、よく似た彩色で、不規則に延々と染め描かれていることで更紗図案が校正されています。
同じような花や葉っぱ、そして、彩色が繰り返されているその様には、不思議なくらい、心地良い感じを伝えています。もちろん、日本的ではない雰囲気なんですが、違和感とか倦怠感はまるで感じられません。
むしろ、この更紗模様を眼に映していると、遠い国、あるいは、まるで違う時代で奏でられたワルツの様なリズム感覚を想わせてくれるかもしれません。
こうした更紗模様は、伝統的な和服感覚にはない、楽しみを予感させてくると思います。「着物と帯のあわせ」や彩色感覚(あるいは色遣い)に新しい美意識が生まれるかもしれません。
素敵なエキゾチック感覚に満ちたジャワ更紗の染め帯です。
“レイシアの手描きジャワ更紗染帯”はこちらのページよりご注文を承ります。
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